2015年2月10日 （仮訳）ブラジル南部産の局所的に普通なモジゴケ属地衣の新種 Käffer, MI. et al., 2014. A new, locally common Graphis (Graphidaceae) species from southern Brazil. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v35.iss3.2014.233 [Accessed February 10, 2015]. 【R3-01545】2015/02/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ブラジル、リオグランデ・ド・スル州で採集されたモジゴケ属地衣を検討し、Graphis obtectostriataとして新種記載した。 本種はリレラがほぼ完全に地衣体に覆われ、その下に線状痕を有し、子嚢胞子に横隔壁を有することなどで特徴づけられた。 他のconsanguinea型の子器を有する種は全て子嚢胞子が石垣状胞子である点で本種と異なっていた。 Brazil, Rio Grande do Sul, Santana do Livramento, Ibirapuitã Environmental Protection Area (APA do Ibirapuitã), Fazenda Rincão Bonito （新種） Graphis obtectostriata Käffer & Aptroot 語源…覆われた条線の 【よく似た種との区別】 Graphis angustata 本種と異なりリレラが覆われず突出する 本種と異なり果殻の唇部が地衣体に厚く覆われるという特徴を欠く Graphis calcea 同所的に分布する（ブラジル） 本種と異なり果殻の唇部が地衣体に厚く覆われるという特徴を欠く